※この記録は今後似たようなケースで困っている人の参考になればと書き記すものです。
難聴を発症させて困っている方の参考になれば幸いです。
記事早めに出そうと思いつつ色々あって記事化が遅れてしまいました。
1年前のお話です。
僕は現在「特発性両側性感音難聴」原因不明の難治性の感音難聴で、徐々に聾に向かって両耳の難聴が進行するそうです。
お医者さんに(セカンドオピニオン含む)「難聴は症状固定すると絶対治らない(発症して1ヶ月以内なら治る可能性もある)」と言われてます。また症状が現れて1週間以内の治療なら実に80%回復するとか?
時に障害年金を受け取るのに2年に1度聴力検査(ピーとかガーってなるあれです)を行い検査結果を提出しなければいけません。検査結果次第では等級が下がる事もあるそうです。
ここで「ん?」と思った方、正解です。
僕のような進行性がある難聴で症状固定(悪い方へは進む)の人も「必ず2年に1度受けなければいけない」のです。≒普通は等級が下がる事がないのにです。僕は24時間耳鳴りがしている状態で常に色々なノイズが混じった音を聞き続けておりますがその日の体調や気温(気圧)等で気にならないレベルになるんです。
ちなみに聴力検査での僕の聞こえは現在100デジベル超え、これは側にジャンボジェットが通ってようやく気がつくレベルです。合わせて聞こえているのに聞こえないふりしている人もいるかもですので脳波測定、ABR検査がありますが僕は脳死レベルで音を聴いても無反応レベルです。
この状態で会話が出来る(口元をみての読唇術合わせてですが)のは100万人に1人レベルで学会発表レベルと言われて若干嬉しかったですw
今回の話は聞こえが絶好調で暖かい時期にたまたま聴力検査を行い両耳平均で92デジベルが出てしまった為に等級を下げられてしまった事を起因しての話です。
等級下がると2ヶ月に1度の年金も3万近く変わります。エライコッチャの一大事です。
92デジベルで等級を下げられた>普段は100デジベル以上でABRも無反応だからおかしいだろと物言い>話聴くから東京にこいや
という流れです。
というかここまで行くのに1年半かかってますww
そこでコロナやばい中、イソイソとTOKYOへ。(令和2年10月中旬のお話です。)
指定時間は15時30分に厚生労働省が入るビルへ。
色々な方が20人くらいいる中で話が始まります、がまともに聞こえずほぼ嫁がやり取り、それも5分かからず終了。
言いたいことは言えたし周りの感触も悪くなかったよとは嫁の弁。
さあここからまーた長い長い待ち時間です。
ざっと半年位w
で忘れた頃に厚生労働省からA4サイズの郵便物が。
まあ恐らく大丈夫だろうと封を開けると。
「貴 殿 の 請 求 を 棄 却 す る」
でした。
もう意味がわかりません、この2年間何だったんだろうと怒り憤り悲しみと負の感情が湧き上がります。
結局わかった事をまとめるとですね。
1,ぶっちゃけ遡及請求しても無意味
2,とにかくオージオメーターが正義、ABRのほうが正確な測定できてもオージオメーター、とにかくオージおm(略
3,素人が正論並べても絶対覆せないということなので間に弁護士やNPO法人を入れたほうがいい
というのが結論です。
強く言いたいのが似たような聴覚障害の方。
もう聞こえない体でオージオメーターのボタン一切押さないほうがいいです。
これは本気でそう思いました、どのみち難聴は一生治らないもんだし今回のような件でバカ正直におしたせいで2年間70万近く貰えないというオチがついたわけです。
同時に必ずやって頂きたいのが今回のようにどちらに転ぶかわからない問題でも厚生労働省はとにかく動きが遅いですので「障害給付 額改定請求書」
を先に出しておきましょう。
これは2級に下げられたけど実際は1級なので再度申請しますというものです。当然オージオメーターやABRの提出必須です。
厚生労働省からの返信、これを「待ってる間の等級を元の等級にしてください」と言う申請です。
正しいもの正義が必ず勝つわけではないという胸くそ悪いお話でした。
#難聴 #厚生労働相 #障害年金